基礎体温は妊娠の可否を判断するバロメーター

私が基礎体温を測るきっかけとなったのは、付き合っている彼との結婚を意識した時でした。最近不妊の女性が増加していると聞き、自身も例外ではないと思い、基礎体温を測ることにしました。不妊が理由で結婚できない、結婚しても不妊が理由で離婚した、なんてことは避けたかったためです。もともと私は10代後半から生理不順であるため、基礎体温が正しく測定できるか不安でした。結婚を意識するまでは、生理不順でも全く気にしていなかったのですが、基礎体温を測ることによって、自身の生理不順が不妊に関連していたら…と思うと、基礎体温を測ることが多少怖くもなりました。しかし、そんなことは言っていられないと、基礎体温を測ることにしました。

基礎体温を測るために、毎日就寝前にベッド脇に体温計を置き、もれなく測定できるように準備しました。ちょうど測定したのが月経の最中だったため、測ったタイミングは低温期です。私は、大体35度後半から36度前半の体温でした。その後排卵を迎え、高温期と呼ばれるタイミングの私の体温は36度前半から36度後半。このサイクルがしっかり1か月半くらいのサイクルで繰り返されていました。つまり、私自身は生理不順であったものの、基礎体温は安定していたということです。

しかし、生理が半月遅れた時は、その分高温期の体温が続くので、このサイクルで問題がないのか不安でした。そこで、健康診断でマンモグラフィーを受けた際に、医師に問題がないか確認しました。その結果、低温期と高温期が生理期間とそうでない期間で明確に分かれているのであれば問題ないとのこと。現在しっかり排卵もできているので、おそらく妊娠に関して問題ない身体であることが証明されました。ただ、その時医師に注意されたのは、生理不順の場合、排卵が止まる可能性もあるということ。その予兆を見逃さないためにも、妊娠できる身体であるとわかったあとも基礎体温は測り続け、健康な身体が維持できているか判断する目安にした方がよいとのことでした。

そのため、私は妊娠できる身体であるとわかった現在も、基礎体温を測り続けています。そのほか、食生活やストレスにも注意を払い、生理不順を治すために現在奮闘中です。基礎体温は妊娠の可否を判断するバロメーターです。妊娠を検討している方は、是非測るようにしましょう。

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