基礎体温、計り続けてはや10年以上
初めて基礎体温を測ったのはまだ20代前半でした。その時は一か月くらい生理が止まらなくなってしまい、産婦人科に行っていろいろ検査をしたけれど異常は見つかりませんでした。先生からホルモンバランスの乱れかもしれないから基礎体温を測るように指示され測りはじめました。
やはり基礎体温が乱れていたので、漢方を処方してもらい、漢方を飲み続け、基礎体温も測り続けるように言われました。
それから数年たち、結婚して子供を授かりたいな、と思いました。そのころには漢方は続けていましたが、基礎体温はすっかり落ち着いていました。これなら妊娠できるかも、と思いトライしたところすぐに妊娠し、一人目の子供を授かりました。
その後子供が一歳をすぎ、早く2人目が欲しいな、と思うようになりましたが、基礎体温は測っていませんでしたし、漢方もすっかりやめていました。それでも、一人目がすぐ出来たんだから二人目だって大丈夫、という根拠のない自信がありました。けれどまったく妊娠しません。それどころか、疲れると不正出血までするようになってしまいました。
これではいけない、とふたたび基礎体温を測りはじめると、見事に乱れていました。これじゃ子供なんて授かれるわけがない、と思って再び漢方を産婦人科で処方してもらい、基礎体温も真面目に測るようになりました。
そこからが長かったです。ようやく二人目を妊娠出来た今、一人目はもう5歳、今年で6歳です。6歳も年が離れてしまいました。それでも、今は授かれたことで喜びがいっぱいです。
基礎体温を測るのは正直面倒な時も多々あります。私も実家に帰省するとき体温計を忘れてしまったりつけ忘れたり、よくありました。でも、基礎体温を付けていると、そろそろ排卵、というのが感覚ではなく数値に表れるので夫の協力も得やすかったです。
生理予定日は毎回ドキドキして体温を測り、朝からガッカリ、というのもよくありました。それでも、子供を授かりたい、という気持ちが強くて今まで続けてこられました。測って、授かれて、本当によかったです。