生理不順で1年行った基礎体温測り
現在は42歳ですが、これは37歳くらいの時の話です。 私は元々20代の頃から生理不順で、1ヶ月に1度生理がきちんとくることはありませんでした。ちゃんと来て1ヶ月半前後、遅ければ2ヵ月半ほど来なかったことがあります。妊娠はもちろんしていない状態でです。
なので、28日周期できっちり回り、3日来なかったら心配だから病院へ行こうかな……なんていう友人が信じられなかったことがあります。
しかし30代になると、不思議なことに約30~40日周期で生理が来てくれるようになりました。それは嬉しいのですが、30代後半になるとなぜだか生理が重くなったのです。
20代の頃の量に比べたら少ないはずなのに貧血を起こす、下半身がだるく太ももがかなり痛い、下腹部が痛い、全身だるいなど初めて経験するような体調が生理前と生理直後あたりに訪れるようになりました。
そういった辛い体調がほぼ毎月来ていたのですが、その頃の仕事は事務員だったので、椅子に座れていれることで何とか大丈夫でした。
ある時いつものように体調の悪い生理が来たんですが、その後なかなか終わらない、ということがありました。 汚れというわけではなく、あきらかに血が出続けているんです。生理始めのようにとても少量ではあるのですが、出ていることは出ているので生理用品をし続けなければいかず、そのまま2週間ほど様子を見ました。が、やはり一定の量で出続けるのが変わりません。
生理が来始めてからかれこれ3週間も過ぎた頃、初めて婦人科に行きました。 内科に行くか産婦人科に行くか婦人科に行くか迷ったのですが、血の色からして生理っぽい血であること、近所に婦人科の個人病院があることから、そちらに決めました。 結局先生に調べてもらった結果、腫瘍などが出来ていたりするわけでもなく、何らかの原因でホルモンバランスが崩れているんだろう、というアバウトなものでした。
安心はしましたが、その時に「基礎体温を測ってみなさい。何かわかるかもしれないから」と言われ、帰りに薬局で1/100まで測れる体温計を買い、朝晩布団の中で測るように試みました。
1ヵ月後にまた産婦人科に行き報告した結果、どうやら私は他の人より排卵日あたりからの熱が高くなることが判明しました。 通常高温期というものはだいたい+0.3~0.8くらいのようですが、私の場合+1.0~くらいになります。20代の頃は測ったことがないのでわかりませんが、30代半ば以降は熱っぽい感覚にすぐ陥っていたので、納得がいきました。
この高温期具合が体調と関係するのかはよくわかりませんが、そのせいでホルモンバランスが崩れている……もしくは精神的な~云々という説明をもらい、つまり具体的に治療するということはありませんでした。
しかし私にとっては熱を測ることによって自分の身体の周期を知れたこと、病院に行ったことで安心は出来たことなど、良かったと思っています。
生理が止まらないことは3ヶ月ほどで終わりましたが、それから1年ほど測り続けてみました。 高温期が高ければ高いほど体調が悪くなる、というのはわかりましたが、根本的に解決策はないので困ったものです。