基礎体温をはじめて真面目に測ってみました
基礎体温って、測るのが面倒だなとずっと思っていました。元々、私の身体は、生理周期が28日とかではなくて、58日くらいの周期でやってきます。2ヶ月に1回、ごく普通の軽めの生理がやってくるだけです。その上、ストレスがかかると生理がピタリと止まってしまうので、学生時代は、一年間も生理がなかったことがありました。
そんな状態なので、例のグラフのような美しいカタチになるはずもなく、とにかく測るのが面倒なので、生理不順で婦人科を診察してもらっても、基礎体温を測ることは、1週間も続かずに辞めてしまうほどでした。朝起きて、トイレに行かずして同じ時間に体温計を口に加えて1分ほどじっとしているなんて、無理だと決め付けていました。
ところが、30代に入ってから、急に子供が欲しくなった時期がありまして。ここは病院に頼ろうと婦人科の門を叩きました。医師は、「基礎体温を測ってね」ということで、ここは真面目に測らなきゃと思ったのですが、どうしても楽がしたくて質問してみました。「トイレに行ってからでもいい?」「測定する時間が違っても寝起きなら良いですか?」とか色々。そしたらなんと、結構適当でも大丈夫だと言うことが判明したんです。これには驚きと感動でした。朝起きてから、すぐにトイレに行きたい私としては、助かったし起きる時間もバラバラだったので、その問題も解消しました。こんな適当に測ってもいいなら、もっと測る人増えるのになぁとか、ぼんやり思っていました。
基礎体温は、高温期と低温期があるのですが、私の場合は、高温期が来ずに低温期のまま生理になるんです。それって生理じゃなくて、正確には不正出血というらしいです。卵子が排出されてない現象なんですよ。たまたま、だったのか。それとも、毎回そうなるのかよくわからなかったのですが。早く子供が欲しかったので、クロミッドという排卵してくれる薬を飲んで、ちゃんと排卵させました。ちなみに、生理を整えるという意味で、ピルも飲みましたよ。ピルって飲むと、グラフが美しく高温期と低温期になるんです。これってすごい。ピルで避妊も生理日をずらすことも出来るし、もっと普及したらいいのにとか関係ないことを思っていました。
ひとまずは、綺麗な基礎体温が測れて、排卵を起こすことが出来ました。ここでやっとスタート地点に来た感じなんです。病院に行ってから半年で、受精して妊娠、その後は順調に出産をしました。