子供がほしくなったので

私は現在32歳ですが、今まで基礎体温というのをつけたことがありませんでした。私のなかでは「妊娠活動のために基礎体温をつける」というカンジだったのですが、周りの友人を見ると、妊娠どうこうに関わらず基礎体温をつけている子がとても多いのです。体温を知ることによって、生理の感覚が分かる、という子もいました。

私はそれを聞いて「へぇそうなんだ」とくらいにしか思っていませんでした。

さて、私も32歳。結婚してもう5年くらいになります。仕事を続けており、今までは避妊していました。が、この年になると皆子持ちになったりして私も焦っていました。しかし性生活はあまり好きではないし、苦手だしなぁなんとかしてジャストで当たる方法ってないのかなぁと思い調べました。

そこで出てきたのが「基礎体温をつけること」だったのです。


まずは体温計を購入しなければなりません。今まで家にあるのでも構わなかったのでしょうが、何かに集中すると、それに必要なモノが私はほしくなってしまうのです。買いに行く時間もないのでネットで購入しました。

最初は「朝起きてすぐ測るのかよ、面倒だなぁ起きたらすぐご飯の準備したいのになぁ」と思いつつ、布団のなかで体温を測りました。おきてすぐ動く人間だった私に「あまり動かずに起きてすぐ測れ」というのは結構過酷でした。

一応、旦那にも基礎体温のことは話していたので「へぇ、起きたらすぐ測るんだぁご飯は俺が作るよ、任せて」という感じだったので安心しました。そして、おきてから少しボーっとする時間ができるのって、こういってはなんですが楽しいもんですね。

体温を測り、記帳し、自分の平熱はこのくらい、低体温期・高体温期などがわかってきました。そして「このくらいの熱の時には具合が悪い」や「このくらいの時には生理が近い」などもわかってきました。「別に妊娠活動のためだけではないのだな」とそのとき思いました。


私は短期集中型なので、基礎体温は三ヶ月はつけてくれ、というのを「面倒だなぁ」と思っていましたが、慣れてくると「起きたらまずは体温計!」という方式が出来上がり、それはそれは便利になりました。

体調の悪いときも分かりますし、妹にも聞いてみたら「別に妊娠する予定とかはないけれど、私は体調管理のためにもつけてるよ」といわれ、意外と体調管理で基礎体温をつけている人も多いのだなぁと実感しました。

 一覧にもどる

Page top icon